あいちモリコロ基金とは、正式には「公益信託 愛・地球博開催地域社会貢献活動基金」と言います。
「自然の叡智」をテーマとして2005年に愛知県で開催された日本国際博覧会(愛・地球博)の収益金の一部およそ13億円を原資として、愛・地球博の理念を継承発展させるために、また、愛・地球博がNPOやボランティア等多数の市民に支えられたことの意義を受け継ぎ市民の社会貢献活動を支援するために、「2005年日本国際博覧会協会」(豊田章一郎会長)が基金設立を決定し、具体的な運営方法を地元4団体(愛知県、名古屋市、名古屋商工会議所、社団法人中部経済連合会)が協議した結果、2007年(平成19年)8月30日に設立されました。
基金は、およそ10年間で終了することとされており、愛知県が委託者となり、三菱UFJ信託銀行が受託者、基金サポート組織としてNPO法人ボランタリーネイバーズが運営にあたりました。
助成は、愛知県を中心に、岐阜県、三重県、静岡県、長野県における市民の社会貢献活動を支援することを目的とし、
・「初期活動助成(1件30万円上限に年間100件程度)」
・「展開期活動助成(1件100万円上限に年間50件程度)」
・「大規模活動助成(1件500万円上限に年間8件程度)」の部門を設け、
毎年およそ1.1億円の助成が行われました。
この結果、2007年10月募集から2018年度で終了まで、総計1603件10.83億円の助成が行われました。
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